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講演会「劇中劇三部作の驚きと魅力について」

日程:

14/11/2017


講演会「劇中劇三部作の驚きと魅力について」

講師:菊池正和(大阪大学大学院言語文化研究科准教授)
イタリアの劇作家ルイジ・ピランデッロの生誕150周年を記念して、近現代イタリア文学、イタリア演劇の専門家で大阪大学大学院准教授の菊池正和氏の講演会を開催します。
(日本語のみ)

菊池氏による講演概要:
20世紀のヨーロッパ演劇を代表する劇作家の1人であるルイジ・ピランデッロ(1867-1936)は、「ドラマと演劇に関する技法の大胆で巧妙な改革」の功績が認められ、1934年にノーベル文学賞を受賞しています。現在でも私たちは、様々なタイプの斬新で実験的な演出に触れ、虚実相半ばする演劇空間に驚き、魅了されていますが、こうした現代演劇の端緒を開いたのがピランデッロでした。彼は「劇中劇」の手法を用いて、驚きを創出し観客を魅了したのですが、劇中劇の入れ子構造自体は特に目新しいものではありませんでした。それではなぜ当時の(そして現在の)観客は、ピランデッロの劇に驚き、魅了されたのでしょうか。そこには「劇作家・登場人物」-「役者・演出家」-「観客」という、劇を構成する3者間の関係性に対するピランデッロの根底的な問いかけがあったように思われます。本講演を通じて、ピランデッロ作品の魅力を共有できたら幸いです。

お申し込み方法:こちらをクリックしてください。
お問い合せ: eventi.iictokyo@esteri.it  Tel. 03-3264-6011(内線24, 10, 13)

菊池 正和 Kikuchi Masakazu
1973年、鹿児島県生まれ。大阪大学大学院言語文化研究科准教授。専攻は近現代イタリア文学、イタリア演劇。京都大学大学院博士課程修了、イタリア政府給費奨学生としてボローニャ大学に留学。著書に『あなただけのイタリア語家庭教師』、『イタリア語のきほんドリル』(いずれも国際語学社)、主要論文に「『劇中劇三部作』における即興演出と叙述テクストの関係性について」、「ピランデッロの戯曲作品における女性像とその役割」、「ピランデッロの解放 存在の他律性と時間性からの脱却」などピランデッロ関係の論考と、「理論と実践の交差 -マリネッティの綜合演劇-」、「リッチャルディの『色彩の演劇』と未来派演劇におけるその影響について」など未来派演劇関係の論考がある。

インフォメーション

開催日: 2017 年 11月 14 日

時間: 18:30 20:00

主催 : イタリア文化会館

入場 : 無料


会場:

イタリア文化会館 アニェッリホール

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